【2018年】屋号付きの銀行口座を作る方法【開業・個人事業主】
開業したてのユノーチェです。
売上を上げていくのはもちろんですが、開業と同時に青色申告を選択することで、経理面でも相応の知識や知見が必要になってきました。
そんな中で、疑問が湧いてきたことがあります。
・個人事業主は屋号付きの口座が必要なのかどうか
・個人事業主は屋号付きの口座が作れるのかどうか
いざ、自分ごとになってみると、わからないことだらけでした。
これから開業していく方、開業したての方に役立つよう「屋号付きの銀行口座を作る方法」を解説していきます。
目次
個人事業主は屋号付きの口座が必要なの?
結論から言うと、必要というわけではないです。
そもそも、会社ではなく「個人」事業主ですから、個人名の口座で事業の資金を出し入れすることはどんな法律もルールもおかしていません。
ではなぜ屋号付きの口座を作る作らないという話が出てくるのかというと、
個人と事業を区分けしていない口座を使っていた場合、あとから確認した時の経理処理が難しくなります。
お金の流れというのは、大体本人が分かってるものです。
ただ、時間が経つとどうでしょうか?
さらに、こまめに帳簿をつけていなかった場合はどうでしょうか?
個人で引き出したお金なのか、事業用に引き出したお金なのかわからなくなってしまう恐れがあります。
個人事業主用に口座を作るというのは、こういった事が起きるのを回避する狙いがあります。
取引企業からの信頼や銀行さんとの将来的に融資を受けることを踏まえた付き合いなど、細かいメリットはあるかもしれませんが、
かけだしの個人事業主が口座を作る理由は「経理処理が楽になるから」の一点です。
ではなぜ個人名ではなく、屋号付きの口座がいいのか?
これも必ず屋号付きがいいというわけではなく、屋号付きにしておけば、上記にあげた取引企業からの信頼などを個人の時のそれよりは得ることができるといった程度です。
なので、もし、屋号付きの口座が作れなかった場合でも個人の使っていない口座などを事業用に使ってしまえば「経理処理を楽にする」という目的は達成できます。
個人事業主は屋号付きの口座が作れるのかどうか
最終的に作れなかった場合は、個人の口座で代用するとしても、
そもそも屋号付きの口座が作れるのかどうか、
作るにはどの銀行に行けばいいかいう疑問が湧いてきますよね。
普段自分で使っているのがメガバンクだった場合メガバンクで作れるのか?
といった点です。
結論から言うと、屋号付きの銀行口座は作れます。
2018年現在、開業したてのペーペーでも作れたのでその方法を解説します。
屋号付きの銀行口座を作る方法
法人を営んでいる知り合いの方に、いきなりメガバンクはまず無理、という話を聞いていたのでメガバンクには行きませんでした。
今思えば、法人の場合の話だったので、作れるかどうかは行ってみないとわかりません笑
私が足を運んだのは、自宅の近くにある地方銀行(きらぼし銀行)です。
これも上記の知り合いに聞いた時に、メガバンクで作れないから地方銀行などで作ると聞いていたからです。
とはいっても、なんの保証もないのでめちゃくちゃ不安でした。
その時のつぶやきを載せておきます。
屋号での口座開設、地方銀行で書類審査通った!嬉しい😆
次は事業所に来ての実態審査?事業所と言っても自宅なので、自宅でちゃんと広告業営んでるか確認される。PC一台あるだけだと説得力に欠けるらしいけどどうしようかね。嘘付く必要は全くないんだけどね。#開業 #アフィリエイト— ユノーチェ (@yunoche) 2018年11月13日
結局玄関先までしか来なかった!
色々聞かれたけど、実態とかまでは見られなかった。口座作れるといいなー#開業 #アフィリエイト— ユノーチェ (@yunoche) 2018年11月14日
さっき連絡来て、口座開設の審査通りました🤣
個人事業主×地方銀行
アフィリエイト業務でも作れますね!#開業
— ユノーチェ (@yunoche) 2018年11月16日
銀行に行った時のことはつぶやいてなかったですね。
流れとしては、
↓
書類を書く(開業届の控えはもちろん見せる)
↓
後日、書類審査の結果を連絡すると言われる
↓
書類審査通過後に事業所訪問
↓
その後、審査が通り口座開設完了
といった感じです。
口座一つ作るのに何をそんな大層にって思いますよね…。
おそらく近年銀行口座を使った犯罪が増えているためだと思われます。
あとは単純に信頼がおける人なのかどうかでしょうか?
もちろん正当に事業を営んでいるなら隠すべきことは何もありません。
銀行からしてみれば、かけだしの個人事業主も顧客の一人なので、
口座を自ら作りに来てくれたことは嬉しいことですよね。
個人的に査定されるのが苦手なので、なんか怪しい小物がきたな〜って思われてたら嫌だなと思いながら手続きしてましたが笑。
それは本当に怪しいことをしてる時に思うことで、何も隠すべきことがないなら堂々としておきましょう。
屋号付きの口座が作れてどうなった?
まだ、売上や経費の出し入れを屋号付きの新口座に移してはいません。
ただ、屋号が入った通帳というのはいいもので、見ているとまるで会社をおこしたような感覚になれたりします。
今もこうしてブログを書きながら、屋号付きの銀行通帳を眺めています。
結論、やる気がめっちゃ出るからいいよ!
まとめ:屋号付きの銀行口座を作る方法
屋号付きの銀行口座を作る方法は、地方銀行に行くです!
そして作る作らないの選択肢は自由ですが、作ったらめちゃくちゃやる気でるのでおすすめです!
地方銀行のデメリットとしては、他行への振込手数料が多少高いくらいでしょうか?
事業でよく振込をするような場合は、事前に地方銀行の振込手数料を確認してから行くといいかと思います。
そんな感じで船出はとっくにしているので頑張ります!
追記:きらぼし銀行のネットバンキングは有料でした
※追記
地方銀行で口座作れてインターネットバンキングも申し込んだんだけど、個人事業主は別のビジネスバンクというのに申し込まなければならず、それだとネット取引利用に月額1000円くらいかかるらしい😓
これだと使えないと思うから振り出しに戻るね。ブログもあとで修正かけときます!
— ユノーチェ (@yunoche) 2018年11月22日
一難去ってまた一難です笑。
少し調べた感じだと、三菱UFJ銀行だと、屋号付きの口座を作れたとしても、ビジネス用のネットバンキングは存在しない。
楽天銀行は、屋号付きの口座が作れるけど、キャッシュカードの発行に1080円かかる、など、
ビジネス用の口座になった瞬間に何かとお金がかかってしまう側面があるようです。
かけだしの個人事業主にとっては、1000円も惜しい、惜しいというか、そこにかけるくらいなら事業に投資したり仕事道具を充実させたいですよね。
どれを選択するのがベストかというのはとてもむずかしいですね〜。
引き続き調査して、気になったのは実際に申し込んでいくのでまたしばらくしたら見に来て下さいませ!
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