公社とは?公社賃貸住宅についてUR団地と比較【JKK東京】【OPH】
どうも、ユノーチェです!
今回は公社(こうしゃ)について解説していきます。
URは知ってるよ〜って人は多いと思うんですけど、この公社はもっとマイナーであまり知られてないんですね。
ただ、URと似てて、コスパが良かったり、お得に借りれたりする「公的賃貸住宅」です。
絶対に知っておいた方がいいと思いますので、ぜひ最後までご覧ください!
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目次
公社とは?
公社は「地方住宅供給公社」が運営する公的賃貸住宅のことです。
URは独立行政法人の「UR都市再生機構」が運営してるので、運営母体が全く違います。(やってることは似てるけどね)
なので、URに行って公社貸して〜って言っても借りれませんし逆もまた然りです。
2020年のデータで公社が全国に何件あるかと言うと、
都道府県に30公社、政令指定市に9公社で合計39公社もあります。
公社は都道府県別に分かれており、例えば東京だったら「東京都住宅供給公社」、大阪だったら「大阪府住宅供給公社」が物件の管理管轄を行っています。
ここで余談ですが、公社の件数に対してURは何県に物件を所有しているかご存知でしょうか?
全国で「ゆーあーるであーる^^」とCMを流しまくってるかのように錯覚するUR賃貸・・・
なんと!!
21都道府県にしかありません。
公社の39公社(政令指定市もあるので39県ではないけど明らかに多い)に比べてUR賃貸は少ないと思いませんか?
これがなんでかを少し説明します。
なぜ公社の方が色んな県にある?
公社のコンセプトは、「今持ち家を持っていなくて、住宅が必要な人に住宅を貸し出す」ことです。
これなら全国にあった方がいいですよね?
困ってる方は、都市部だけにいたり、郊外だけにいたりするわけではありませんからね。
じゃあURはなぜ21都道府県にしかないのか?
推測もありますが、URの前身は「公団」です。
公団って今の人が聞いてもピンと来ないかもしれませんが、調べても別に高齢者向けとか、低所得者向けとかそんな感じの物件ではないんですよね。
たぶん、どっちかって言うと、普通に需要のあるところに建ててた良い物件だった。(昔は団地に住むのが憧れだったとしか)
なので、それを引き継いだURって言うのは、昔も今も変わらず「中堅〜高所得層向け」の物件大家だった。
だから、福祉的な側面が低く全国にないのでは?と思いました。
URのデメリットと言うか、URは全国にないので、例えばURがない県で、URみたいなお得な借り方したいとか、コスパのいいところに住みたい!
ってなった時に、URはないけど公社がある県は沢山あるということです。
なので、
URが無ければ公社に住めばいいじゃない
ですね。
URは沖縄にありませんが、公社は沖縄にあります。
公社のメリットとURとの違いは?
公社のメリットはURと似てますが、仲介手数料ナシ、礼金ナシ、更新料ナシです。
URとの違い①敷金が違う
URは敷金2ヶ月入れればいいが、公社は3ヶ月入れないといけない。
これは大きな違いですね、初期費用が変わってくるので。
URとの違い②公社は入居の際に保証人が必要
これもあーまじかってなる方いると想うんですが。
なぜならURは保証人が要らないから!!
ただ、保証人じゃなくて保証会社でもいいそうです。
保証会社を通す場合は、どうしても保証料と言うのがかかってきてしまいます。
公的な組織なので最低限しか取られないと思いますが、URではかからない保証料がかかります。
ただし、救済措置と言うか、保証会社を通すメリットもあります。
何かと言うと、保証会社を通すと敷金を入れなくてもよくなります。
その結果、初期費用がタダになったりします。
勿論、保証料は後々返ってくるものではないので、保証人よりはお金を払ってることにはなりますが、そういった救済措置もあります。
この条件はどの住宅供給公社でも同じなの?と言うとそういうわけではないです。
公社毎に細かく条件が分かれてるので、もし興味があったらご自身が住んでいる都道府県+公社で検索して条件を見てみてください。
URとの違い③内覧の違い
内覧、関東だと内見ですかね。
呼び名の違いはいいとして、URは現地で鍵をもらって1人で心ゆくまで内覧を楽しむことができます。これが気ぃ使いいの僕としてはありがたいんですけど、
公社の内覧は、アポ取って現地で担当者と待ち合わせしなきゃいけないんです。言ったら、民間の賃貸の内覧と似たような感じですね。
ちなみに公社を借りたいとなった時、ホームページからも申し込みができますが、街の不動産屋でも公社の物件を扱っていればそこで内覧を申し込むことができます。
今空いてる公社の部屋を全部知りたいとか、内覧を全部一気にしたいとかの場合は街の不動産屋に行った方が話が早いかもしれません。
でも、不動産屋さんてお金取られるイメージありますよね?
安心してください。公社やURの物件を不動産屋が紹介した場合は、僕たちから仲介手数料が取られることはありません。
さすが公的な物件ということで、不動産屋には成約報酬として公社やURからお金が払われるけど、僕たちは一切払わなくていい仕組みになってます。
公社の入居条件と収入審査について
まず、URの収入審査の基準はこんな感じになってます。
大体、家賃の4倍ですかね。
公社の方の収入審査はこんな感じです。
これも公社によって若干条件が変わりますので、お住まいの公社のホームページから確認してみてください。
もし収入が達しなかったら?
URと似てますが、救済措置があります。
貯金額を見せて収入審査と合算したり、夫婦や同居人との合算収入審査もできると思いますので、まずは条件を確かめてみてください。
公社を安く借りる方法は?
URの方で安く借りる方法でキャッシュバック制度というのがあったんですが、公社で検索してみたところ、キャッシュバック的な明確な割引制度は無さそうです。
ということは、公社のオフィシャルのキャンペーンを使って入居するのがお得という話になります。
どういったキャンペーンがあるかと言うと、実は公社は結構キャンペーンをやっています。
やはり敷金がURに比べて3ヶ月と高いので、公社側としても新規の方を呼び込むために、例えば「敷金1ヶ月キャンペーン」とか、URのようなU35(アンダー35割)といって35歳以下は安くなるキャンペーンだったり、
新生活応援キャンペーン、新婚さん割、赤ちゃんのいる過程の子育て割など、幅広いキャンペーンが用意されています。
ぜひ、一度チェックして使えそうなら使ってみてください。
まとめ
これで公社のこともなんとなくわかったと思うので、今後は物件を選ぶ時に「民間・UR・公社」から選んでみてください。
若い方はあまりピンと来ないかもしれませんが、人生のフェーズによってどうしても部屋を広くしたいとか、結婚したり子供ができたりしたら部屋数が欲しいとかなってきます。
もちろん、マイホームを購入する人はそれでいいんですが、そうではない人は、やっぱり色んな選択肢があった方がいいと思うんです。
その時の要望に合った賃貸住宅が見つかりやすくなりますので、何も民間だけに固定する必要はありませんし、URや公社だけに固定する必要もないので、
こういった知識を入れて適切に選んでいくのが良いと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
またね〜
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